なくしてみて その大切さに気付くってこと、 結構ある気がします。
本当は なくす前にそれに気付かないといけないのだけれど。
当たり前に「ある物」は 「ある」ことすら忘れがちなのです。 当たり前に「ある物」は 「ない物」になると思っていないからです。
声が出せなくなってしまいました。 喋っているつもりなのだけど、声にならないのです。
帰りに病院に行こうかと思ったけど、 私は普段保険証を携帯していないので、断念しました。
美容院にでも行ってさっぱりしようかと思ったけど、 美容師さんと話せないのはきついと思って、断念しました。
モスバーガーに入ったけれど、注文をするのも一苦労です。 メニューを指差してみたけど、店員は容赦なく 質問を投げかけてきます。口頭で答えないといけない雰囲気で。
ふと、弟はどうやって話してるんだろう?と思いました。 耳の聞こえない弟は、話すことが出来ない訳ではないけれど、 言葉を発しても通じないことも多く、 手話の出来ない人との会話では、 ジェスチャーで済ますことが多いようです。 きっと、そのやり方も、上手なんだろうなと思います。
私のは、何だか不器用な“指差し注文”だったらしく 結局出ない声で「コーンポタージュで」と がんばって話すハメに。
声って、本当に大切なんだなと思いました。
明日は病院に行ってきます。
今日の私のBGM。いろいろ。
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