幼稚園に入る前くらいの男の子が 補聴器をしているのを見かけました。
弟が、そのくらいの時には、 箱型の補聴器で、 母お手製のベストのポケットに補聴器本体を入れ ちょうど音楽を聞くためのイヤホンのように、伸びた イヤーモールドを両耳に付ける、というタイプのものでした。
片耳ずつ、耳にかける形の補聴器は、壊しやすいので だいぶ大きくなってから、使い始めました。
その男の子は、耳かけ型だったのですが 両耳のイヤーモールドが線で繋がっている形でした。 今は開発も進んで、より使いやすい形になっているのでしょう。
というのは、後付けで思ったことです。
私は、 その男の子を見て、泣きそうになってしまいました。
その子がこれからどれだけ苦労するだろうと思うと、 何とも言えない気持ちになりました。
「かわいそう」とは思いたくないけど、 やはり、たくさんの辛い困難を乗り越えていかなくては ならないのは事実です。
弟が小さい頃、母とたくさんの涙を流してきたことを 知っているだけに・・・。
でも、障害を抱えていても、幸せはたくさん訪れる。 それは、絶対です。
だから、強く生きて欲しい。
今日の私のBGM。 槇原敬之「EXPLORER」。
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